(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
今までどんなに難解でもわからないなりに理解しようとしてきたのに、今回はじめて脳が理解することを”拒否”しました…
どんなに休載しようが楽しみにしてきたハンターハンターだったのに、これは悲しいです。いったいどこまでの読者がついてこれているのだろうか…?
先週のリハンの心情なんて可愛いものですってくらい今回は難しかったです。
諦めかけましたがそれでも何度か読み返して、理解できる範囲で自分なりの感想を書いていきます。
読むのに疲れたので画像は後日追加します。(→追加しました!)
前回の感想はこちら>>>【ネタバレ感想】ハンターハンター「No.388◆思案」
※以下はネタバレありです!
目次
なぜ自殺か?なぜ1007号室の前なのか?
まず、ハルケンブルグ王子の念獣の能力がどんなものなのかまだ誰もわからないっていう状況で、バルサミルコがカンジドルと難しいことを話しています。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
バルサミルコの念獣に対する解釈は正しいですね!
守護霊獣の本能(ルール)は…
1、霊獣同士は殺し合わない
2、霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない
というものでした。(ホイコーロ国王が言ってました)
さすがバルサミルコさんです。
で、このルールがあるからカンジドルの仮説には賛同できない。
けど「なぜ自殺したのか?」「なぜ1007号室の前だったのか?」がわからない…
だからその謎を探せ!!
という課題を与えられたんですね。カンジドルは。
…ここまで理解するのにも時間がかかりました。(いや理解できてるのかもわからないけど)
「操作系能力は早い者勝ち」ってことで、シカクの能力は発動時に自身を操作していたんですね!これはよく考えた能力ですね。しかし自分を操作したようには見えなかったけど?あのカルトセプト。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ44号/冨樫義博)
それにしてもカンジドルってこれまた変な名前。
なんか意味あるのかな?漢字ドリル…感じ取る…??
無敵
そんな漢字ドリルが難しい宿題を与えられた次の日、ビクトがハルケンブルグ王子の弓にやられました。
ビクト。…ビクトって誰??
とにかくビクトからの通信によってハルケンブルグ王子の攻撃準備が整うとほぼ無敵ってことだけはわかりました。。
シカクは死んだ…?
シカクの能力がベンジャミンに移ったということでシカクは死んだと解釈できますが…本当にそうだろうか?
シカクの肉体は死んだし念能力はベンジャミンにベンジャミンバトンされたけど、シカクの魂はスミドリの肉体に移っているとも考えられます。(←まだここがはっきりと描かれていません)
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ48号/冨樫義博)
そしてハルケンブルグ王子側では、ビクトの身体にハルケンブルグ王子の私設兵の誰かの魂が移っている状態のはずです。
ちなみに死亡してベンジャミン王子に能力が移った私設兵はシカクの他にビンセントとムッセがいます。星が4つありますが、人差し指の付け根の星はたぶんベンジャミン王子自身の能力かな?最初から付いていた感じでした。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
カミーラの能力
カミーラの能力ってまだベンジャミン側ではわかっていなかったんですね!
死んだらドラえもんがネルネルネ〜ルネするやつ。
(出典:HUNTER×HUNTER 36巻/冨樫義博)
カミーラvsムッセはベンジャミン側では音声のみ聞いていたっぽいので、カウンター型の能力であることくらいしか知らない状態なんですかね?
ハルケンブルグ王子を拘束
強力で未知数な能力を使わせない為、軍事力を使ってハルケンブルグ王子を拘束。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
この国際渡航許可庁特務課 課長補佐のシュタイナーって人、暗黒大陸編冒頭に出てきましたね。久しぶりの登場です。(隣のポイケルトも以前ちょこっと出ています)
(出典:HUNTER×HUNTER 34巻/冨樫義博)
バルサミルコが「確実に仕留めます」って言ってるけど、ハルケンブルグ王子を殺すつもりなの??
洗脳されたジュリアーノ
どういうわけかタイソン教典を読み始めたジュリアーノはどんどん洗脳されていっている様子。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
タイソンの霊獣の能力は、オーラを徴集されるけど教典を読めば読むほど幸福を与えられるっていうものでしたね。
今回のサプライズで涙が流れるほどだから、タイソンの下につくのはそれほど悪くないような感じもしますね。
しかし教典唯一の禁忌を破ると罰が下るっていうのが怖い。
唯一の禁忌とはなんだろう?
イズナビの「オレに歌ネタ振るな」ってツッコミが面白いですね。
しかしイズナビは教典を読まずに冷静に対処して欲しいですね。
「死後強まる念」
カンジドルの長い心情が続いてややこしいけど、こいつはどうもそこまで賢い人物ではないらしい(あくまでベンジャミン私設兵の中では)。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
で、シカクの謎の自死に隠れて、第2王妃ドゥアズル所属兵の4人のうちオデッサとガドーが同じ休憩室にいたマクネとスカルトの二人(あるいはどちらか)に何かを仕掛けたと考えいてる様子。
これはハンター仲間のバショウも同じ考えらしい。
と見せかけてバショウはベンジャミン私設兵の自作自演だと考えている…。
ベンジャミン私設兵の自作自演ではないけれど、「死後の念」に注目するところはなかなか鋭いですね。ベンジャミンはベンジャミンバトンするし、カミーラに至っては自分が死んでドラえもんがネルネルネ〜ルネですからね。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
暗殺呪詛(あんさつじゅそ)
こっから思考停止…しましたが何度か読み返してある程度は理解できました。
そもそも殉葬(じゅんそう)って言葉を知らなかったけど日本でも大昔にはあったようですね。(もしかして常識?)
人の代わりに埴輪(ハニワ)を用いたという説話も。
で、ややこしいけどカキンではかつて「死後伴侶(しごはんりょ)」という殉葬が存在して国王になれなかった王子が死んだ後に共に埋葬される異性がいて、その「死後伴侶」は身分がかなり低い「不可特民」から選定された、と。
「死後伴侶」が廃(すた)れた今、カミーラは「不可特民(ふかじみん)」に対して私設兵に就く機会をあたえ、軍兵と同等の地位と権利を与えた。そこから自然発生的に「死後伴侶」復活!さらに「死後伴侶」は念能力と合体して「暗殺呪詛(あんさつじゅそ)」に形態を変えた…
この「暗殺呪詛」もややこしいけど、一言で言うと
死んで呪い殺す
っていう怖〜い能力です。
しかしカミーラ、とんでもない武器を持っていましたね…
さらに細かく言うと「暗殺呪詛」は標的(各王子)と近い距離でできるだけ長い時間想うほど呪力が増すようです。
この第2王子施設兵隊長サラヘルと執事長フカタキ(ババ)の会話は、結局王子の肌に触れるほどの距離で死ぬくらいの覚悟がないと、呪詛は守護霊獣に弾き飛ばされますわよってことです。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
んでこのサラヘルがワブル王子に呪いを飛ばそうとしている…ワブルピンチ!
けど未だ出ていないワブル王子の守護霊獣が出現して阻止しそうですね。その前にクラピカ達の対応も気になる。
それにしてもこのババ、なにか先を見据えた表情が気になります。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
除念師
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
そして徐念師出てきちゃいました。ウマンマ!
作中で徐念師が出てきたのは記憶が確かなら4人目。アベンガネ、キメラアントのヒナ、ハンター協会唯一とされている名無しの除念師。そしてウマンマが4人目です。
今回の呪詛の能力を利用してハンター協会の徐念師をあぶり出すことも視野に入れている様子。アベンガネ、再登場くるか?!
またあの名無しの除念師が登場して、「私には無理ぽ」って言いそうですね。
コイン
チョウライ王子の守護霊獣から吐き出される謎のコインが1円から10円に変わりましたね。
そーいえばこのコインもまだ謎でしたね。
こんなに難解なのに、まだまだ明らかになっていない謎が多すぎる…
作者コメント
たて読みに愛を込めて。ハガ
キ職人の端くれでした。AN
Nの記念品(赤黒ペン)は宝物です。
(出典:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ51号/冨樫義博)
「たて読みに愛を込めて」って何?
ググったけどわかりませんでした。
冨樫先生は誰のオールナイトニッポンを聴いていたんだろう?そしてどんなネタハガキを書いていたのか、気になる!
おわりに
今回はいつも以上に難解すぎて、おかしな感想を書いていたらすいません。
賢い人が書いた考察や感想を見て理解しようと思います。(本当は自分がそういうブログを書きたいんだけど…)
次回の感想はこちら>>>【ネタバレ感想】ハンターハンター「No.390◆衝突①」