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感想

【ネタバレ感想】ハンターハンター「No.372◆消失」

東京へ旅行してたので少し遅れました。

集英社がある神保町でハンターが載ってるジャンプを読むっていう。

 

前回の感想はこちら>>>【ネタバレ感想】ハンターハンター「No.371◆任務」

 

※以下はネタバレが含まれています。

 

暗殺者

念能力を隠している4人とその中の暗殺者は、自分でも誰を予想したのかすら忘れてたけど、とりあえず念能力を隠していた3人が判明。

その内の二人は第9王子ハルケンブルグ私設兵のシェジュールとユヒライ。しかしこの二人は王子の念獣によって無自覚に(限定的に)念が使える状態っぽいです。

もう一人は第10王子カチョウの従事者で非戦闘員のロベリー。このおばさん能力者やったんかい!コミック見返すとNo.370でしれっと「あの人達…(念を)使えるのに何で来たのかしら」とか言ってるし。これには笑いました。

ヒュリコフ曰く、最後の隠れ念能力者が暗殺者で間違いないってことですがちょっと待て!シェジュールとユヒライが本当に操られた無自覚の念能力者とは限らない。ユヒライはともかくシェジュールはもしかしたら自覚のある念能力者なのでは?前回予想した暗殺者(サイレントマジョリティーの使い手)はシェジュール説を僕は諦めていません!

 

 

ってまあ、ネットで言われてるようにスラッカが有力でしょーね。

ハンゾースキル

マラヤームのどんどんデカくなる念獣を目の前に、ビスケとハンゾー再登場!

モモゼ王子を殺した犯人とケリをつけるべくビスケに見張りを頼み出動。ビスケの「ネイチアの美容パック1グロスで手を打つわ」に対して「……了解だ」←この”……”は”ババアのくせに”って聞こえてきそうでしたが、ハンゾーってビスケの実年齢知ってんのかな?

そしてその直後に初めてハンゾーの念能力が判明!

「分身の術!!(ハンゾースキル4)」ってことは少なくともあと3つは他の能力があるっとことですよね。一瞬、分身の術が数種類あるのかと思ってしまいましたが、残りの能力を考えてみると忍者だから…

・手裏剣

・隠れ身の術

・変わり身の術

この辺ですかね?

手裏剣は操作系か放出系能力として当然使えると思います。隠れ身の術は水遁、火遁の術などいろんな場所で応用できる。変わり身の術はゴレイヌさんがトッヂボール対決で使用してレイザーに「一本とられたね」と言わしめたような技…ハンゾーさんチートやな。

水蜘蛛の術も道具使わなくても水中や火などいろんな場所を自由に移動できるようになるとか…忍術は念能力と相性が良さそうです。

で、その分身の術でモモゼ王子を殺したとされる第5王妃スィンコスィンコ所属の警護兵タフディーの元へ。なんやら難しい話をしてタフディーの首を絞めるハンゾー。意外に原始的なやり方なんですね。

「先にお前を試しただけの事」って、シャウアプフみたいですね。

あとタフディーの念能力、幽体離脱(ザタッチ)の元ネタは

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↑これですね。

くそ〜すぐに気づかなかったのが悔しいです!

サレサレ王子

そんなタフディーの裏で、スィンコスィンコ王妃の息子であるサレサレは美女二人といちゃつきながら「世界が変わる」とか言ってます。世界が変わるって何が起きるのだろうか…?

このラーメンマンみたいな髪型の人は誰?念獣は煙みたいなの撒き散らしてるし…いろいろわからない。

【追記! 02/10】

少年ジャンプ11号の巻末コメントにて

「10号276P下3コマ分、がっつり心の声抜けてた…。自分の能力の説明してます…。」

という冨樫先生のコメントが書かれていました。

まさにこのラーメンマンみたいな奴と、サレサレ王子の念獣が描かれているシーン。

「自分の能力」とはラーメンマンの能力の事だと思います。こいつはたぶんベンジャミン王子の私設兵かな?既にサレサレに対して何らかの監視能力でも細工されているのでしょうか?あとは、念獣に対しての説明でもあったんですかね?

しかしがっつりコメントが抜けていたとわ!

こういう事あるんですね〜。確かに謎が多いシーンではありましたが、気づかんもんですね。どんな能力の説明があったのか、単行本が楽しみですね!

タイソン王子

ぶっ飛んだアッチ系のタイソン王子は部屋の番号プレートもデコってたんですね。

イズナビとペアを組んでいる男の子は、No.366で「さも読んだかのように作品を褒めるコツ教えましょうか?」と言ってましたが、その答えを今回は披露していました。コイツ、優秀なホストですね。

肩にくっついた念獣が目玉の親父みたいで可愛いです。これも凶々しく変化するのかな?

みんなで団結しよう!

サカタの「資格はあるはずだ 権利もな」ってセリフはどこかで聞いたことがあるな?と思い調べたら、コミック5巻No.37でハンター試験終了後の講習会にてクラピカとポックルのやり取り、「答える義務はない」「責任はあると思うぜ」でした。…全然違う!

その後のクラピカが指先に念で数字を描くとことかグリードアイランド編のビスケを思い出します。「”凝”を怠るな」って言いたい。

もうここの三人のやり取りは、操作系能力の説明とかハルケンブルグと私設兵達に付いたマークの事などいろいろ説明されてますが文字数多くて難しい。

そーいえばクラピカが倒れる前にビルが言いかけた問題ありましたね。

サカタは第3王子チョウライのところからわざわざ出向しているのに、他の王子の兵隊たちと同じ情報しか与えられないようじゃ腑に落ちないのは頷けるな…

難しい話をしてるけどみんなクラピカと念の情報が知りたいしクラピカはそれを利用したい…。とにかく、我々は(表向きは)団結して平和裏に解決しましょう!ってことですね。

クラピカはみんなの関心や信頼を勝ち取ってここまでよくやってるよな。

消えたビスケとハンゾーの本体

ハンゾーがタフディーの殺害もしくは拘束して事を済ませたあと、戻ってみるとビスケと本体がない!部屋にはマラヤームの念獣がドラクエのボスみたいに陣取ってるし…こいつがビスケとハンゾーの本体を食ったんじゃないの?(でもなんで小さくなったの?)

ハンゾーの本体は触れられたり声を掛けられると強制解除って制約だから、これは念能力の仕業だと思います。念空間に飛ばされたとか…

でもあのビスケが簡単に捕まるとは思えないし、ビスケはハンゾーの事を心配しているような描写が続いてるからビスケが何らかの方法で逃げた(避難した)と思いたい。

もしかしてハンゾーが襲ったタフディーは実はタフディーの分身で、タフディーの本体がビスケとハンゾーの本体を何らかの方法で隠したとか…?考えすぎか。

カミーラVSムッセ

いよいよワガママ娘のカミーラが自ら動き出しました。

対峙するムッセは現在第2王子カミーラで警護をしている第1王子ベンジャミンの私設兵です。

ムッセは念能力者で梟のような念の鳥を肩に乗せ、念能力でカミーラと母親の会話を盗聴している描写がありました。ムッセはカミーラ本人に鳥を飛ばすつもりでいましたが…

カミーラの方から堂々と、ベンジャミン側の人間に対して「ベンジャミン殺すけど協力する?ここで死ぬ?」と言い放ちます。さすがにこんだけ自信満々だから念使えますよね?冨樫先生のことだから戦闘描写もなく次回の冒頭からムッセが殺されてたりしてもおかしくないけど、意外にカミーラがやられてたりして…。

王子の中で一番立場が強く念能力者の層が厚いベンジャミンに単身で乗り込むなんて大丈夫なんでしょうか?何か奥の手でもあるのかな?

おわりに

コミック35巻を買いました。

結局シマノなのかシマヌなのかわかりませんでしたね。シマノ=シマヌ説が正しいと思っています。

 

 

次回の感想はこちら>>>【ネタバレ感想】ハンターハンター「No.373◆継承」