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その他

ハンターハンター36巻の表紙、イルミは何で花を持ってるの!?

ハンターハンターの最新巻である36巻。

欲しいんだけど九州地方では西日本豪雨の影響でまだ店頭に並んでいないようです…

36巻の表紙は12巻を彷彿とさせる、人形のようにかわいい幻影旅団メンバーが描かれているイラストみたいですね。12巻の表紙が好きだったので嬉しいです。

↓12巻の表紙はコレです。

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でもちょっと待て!

何でイルミは花を持っているの!?

これ、絶対何かの伏線ですよね??

過去には30巻の表紙で、”サイユウとパリストンが裏で手を組んでいる”という隠れた伏線がありました。これと同じように何かのメッセージが隠されていると思うんですよね…

というわけで、ハンターハンター36巻の表紙でイルミが花を持っている意味を考察していきたいと思います。

 

花が示すものとは?

そもそも表紙に描かれている花の意味とは?

これはもちろん死亡した幻影旅団メンバーを表していますよね。

幻影旅団メンバーで既に死亡しているのは…

ウヴォーギン、パクノダ、コルトピ、シャルナークの4名。

その数だけ花が描かれています。

イルミは死体を操れるのか?

今回の36巻の表紙を見てまず思ったのが、「イルミは死体を操れるのではないか?」ってことでした。だってイルミは操作系だし。

で、イルミの操作によって亡くなった蜘蛛のメンバーが復活するんちゃうんか!って期待してしまいました。

今までにも死んだ人間を操作する念能力者はいくつか登場していますね。

まずはネフェルピトー

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(引用:HUNTER×HUNTER20巻/冨樫義博)

 

ピトーは死者の蘇生を試みましたが、それは失敗に終わり結局人形のように操ることだけしか出来ませんでした。死者が持っていた念能力は使えないみたいだし、生き返らせようとした割には意外にショボいですね。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER21巻/冨樫義博)

 

次はイカルゴ!

イカルゴの“死体と遊ぶな子供達(リビングデッドドールズ)”

 

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(引用:HUNTER×HUNTER25巻/冨樫義博)

 

こっちは素晴らしい!

死者の念能力も思いのまま!

トンボのようなキメラアント、フラッタの“衛星蜻蛉(サテライトンボ) “も難なく使用していました。

 

あとは劇場版の、元・幻影旅団メンバーであるオモカゲくらい?

他にもいるかも知れませんが、パッと思いついたのはそれくらいでした。

 

で、イルミはこれらと同じように死者を操れるのか?って話ですが

イルミは以前、強い念を込めた針で人間を操作していましたね。

操作と言うより人間を廃人にさせて命令するやつ。通称「針人間」

 

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(引用:HUNTER×HUNTER31巻/冨樫義博)

 

これって「死ぬまで働く戦闘兵」だったから、この針では死者を操ることはできないようですね。

他に死者を操ることができる針でも持っているのか?

 

う〜ん、さすがにそこまで行くと何でもあり感が半端ないから想像できませんね。

死者を針で操れたとしても、廃人の旅団メンバーは見たくないですし…

 

しかしイルミが死者を操れなかったとしても、表紙では花を持っているわけだからイルミもしくはゾルディック家の人間が死亡した旅団メンバーの遺体を預かっているのでは?そして今後、誰かが操作して操るんじゃないのか?と想像しました。

 

誰の遺体を預かってるのか?

イルミが死者を操れるのか、操れないのか?は置いといて、旅団メンバーの遺体を預かっているものだとして話を進めると…

 

じゃあ誰の遺体を預かっているのか?

 

最初はシャルナークかと思いました。

 

シャルナークはヒソカに殺されましたが、遺体は割と綺麗に残っていましたよね。(何でわざわざブランコに括り付けたのかはわからないけど)

 

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(引用:HUNTER×HUNTER34巻/冨樫義博)

 

同じくヒソカに殺されたコルトピは首チョンパされて鳥に喰われてますね。

シャルナークの遺体は鳥に喰われる前に回収されたのではないかと…

 

と思ったんですが

12巻と36巻の用紙を比較すると…

 

 

もともと12巻でウヴォーギンがいた位置にイルミがいますね。

 

もちろんイルミはウヴォーギンから団員No.11を引き継いでいるわけだからこの位置なんですが、ここでイルミは持っているわけですよ。花を。

 

だからイルミはウヴォーギンの遺体を預かっているのではないか?と考えられるんです。

クロロはヨークシン編でイルミに十老頭の殺害の他にウヴォーギンの遺体回収も依頼。

遺体回収はカルトの探索能力を使えば容易なはず!

 

そしてハンターズ・ガイドによればゾルディック家ではイルミ以外に母のキキョウ、ミルキとカルトも操作系だから、このうちの誰かがウヴォーの遺体をイカルゴのように操作できるかも知れないというわけです。

 

なぜ旅団メンバーの目の前で死んだパクノダは回収されなかったのか?

 

それはパクノダがクラピカの“律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)”の掟を破って心臓が破壊されちゃったから念能力操作の条件を満たせなくなったからではないでしょうか。ん?それはウヴォーも一緒か…

 

とにかく!

 

旅団としては蜘蛛イチの力持ちウヴォーギンの力でブラック・ホエール号の中で暴れまくりたいわけです!!(無理やり)

 

なんやかんやで意味ない説

ここまでいろいろ考えてきましたが、なんやかんやでイルミが持ってる花には何の意味も無さそうですね。

 

誰ですか?遺体を預かるとかチンプンカンプンなことを言ってる人は?んなわけないだろー

 

ウヴォーの遺体回収よりまずクラピカ探せって話だし、カルトが死んだ人間まで探索できるのかも疑問…いろいろツッコミだらけの考察でした。

 

単純に、イルミがウヴォーの替わりに団員No.11を引き継ぎ、さすがの暗殺者のイルミでもウヴォーの花を踏むわけにはいかないのでただ花を持たせただけですね。

 

ん?“花を持たせる”…?

もしかして、最終的にクロロもヒソカもクラピカも全員死んじゃって、イルミ(ゾルディック家)の勝利で終わるんじゃないの!?

 

おわりに

漫画家には「意味のある”絵”しか描かない」タイプと「意味のない”絵”も描く」タイプの2通りいるの 冨樫は後者

深く考えると泥沼にはまるわよ

ってことで、泥沼にはまりました。

 

答えの出ない問いに溺れて悩む自分に酔っていたい…

 

マチはともかく、フィンクスがやたら怒った表情をしているのも気になりますね。

今回の36巻の表紙、何かしらの伏線が隠されていることを期待しています!

 

HUNTER×HUNTER 36 (ジャンプコミックス)

HUNTER×HUNTER 36 (ジャンプコミックス)

  • 作者:冨樫 義博
  • 出版社:集英社
  • 発売日: 2018-10-04